東海道・山陽新幹線 7月21日から臨時列車を運転 4連休中心に「のぞみ」増発 8月は未定

JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線の2021年7月の運転計画を発表しました。

富士山を背景に走行する東海道新幹線N700A(ポコポコ/写真AC)
富士山を背景に走行する東海道新幹線N700A(ポコポコ/写真AC)

両社は5月21日(金)に、夏期間(7月1日(木)〜9月30日(木))における臨時列車の運転計画を発表しましたが、新型コロナウイルスの影響を考慮し指定席の発売は見合わせていました。このうち7月1日(木)〜20日(火)については、計画されていたすべての臨時列車の運転が取り止めとなります。

一方で、7月21日(水)〜31日(土)については、計画どおりすべての臨時列車が運転されることが決まりました。運転される臨時列車はすべて「のぞみ」号で、運転区間は東京駅〜名古屋駅・新大阪駅・広島駅・博多駅間です。海の日・スポーツの日を含む4連休期間を中心に、東海道新幹線内で665本、山陽新幹線内で152本増発されます。今後の予約状況等を踏まえ、臨時列車が追加で設定される場合もあるとのことです。

1日あたりの定期列車を含めた東海道新幹線の平均列車本数は、7月1日(木)〜20日(火)は310本、臨時列車を運転する7月21日(水)〜31日(土)は364本となります。山陽新幹線では、7月1日(木)〜20日(火)は255本、7月21日(水)〜31日(土)は267本となり、後者はコロナ禍より前の2019年との比較で98%の運転本数になるとのことです。

7月21日(水)に運転する臨時列車については、6月22日(火)から「EXサービス」のほか、全国のJRの駅のきっぷうりば等で発売されます。7月22日(木・祝)以降の列車は、各列車の運転日の1か月前午前10時からの発売となります。

東海道・山陽新幹線では、ゴールデンウィーク明けの5月6日(木)〜6月30日(水)まですべての臨時列車の運転が取り止められており、2か月半ぶりに臨時列車が運転されることになります。なお、8月以降の運転計画については、両社とも決まり次第告知するとしています。